デメキンの未来旅行

セカンドライフを楽しむ為に、いまからシミュってます。

禁煙チャレンジ

怒り!

f:id:demekin2021:20220326100120j:plain禁煙を成功させるのは、我慢や自制心ではない。必要なものは怒りだ!

私は30年以上の喫煙生活を昨年の10月に終了しました。

禁煙を始めて6ヶ月。ほぼ成功したのではないかと思います。

まずは、私の喫煙歴を少し説明します。

私が子供の頃、一緒に住んでいた家族は祖父、祖母、両親、姉、自分でした。

祖父と父は、当然のようにタバコを吸っていました。祖父に至っては、亡くなるその日まで吸っていたことを覚えています。家族に喫煙者がいると、やはり喫煙率は上がるようで、当然のように私もタバコを吸うようになりました。何歳の頃から喫煙を始めたのかは内緒にしておきますが、最初は隠れてこっそり吸っていました。

吸い始めた頃のタバコは200円前後だったと思います。大体、一日当たり1箱(20本)くらいを吸っていました。最近では、加熱式タバコ(アイコス)をやはり1日1箱のペースで吸っていました。最後は1箱500円のタバコです。およそ30年の間でタバコは2.5倍の価格になっていました。日銀がインフレ率2.0%を目標に金融政策を行なっていますが、タバコだけをとってみれば、30年で250%ですからね・・・

これが、私が禁煙に成功した原因です。

度重なる増税、その度に言い訳をしながらタバコを吸い続けていました。テレビやいろんなメディアでも増税の時には、ニュースなどでまとめ買いなどしている風景を見てきていました。

ところが、2021年10月の増税の時には、ほとんどテレビでニュースになることもなく、気づいたのは、増税の二日前。コンビニで買い物している時に、馴染みの店員さんから「タバコの予約はしなくていいですか?1日から上がりますよ。」と声をかけられて増税を知りました。

タバコの増税があまりニュースにもならなくなり、何も知らされることなくタバコの値段が上がっていく事に、急激に怒りが込み上げて、「もう止める!」「絶対、吸ってやらん!」ぐらいのテンションになって、禁煙生活に入りました。

最初の3日間くらいは、我慢しながら生活をしていましたが、値段を知った時の「怒り」を思い出しながら禁煙していました。そのうち、フリスクやアメを舐めたりしながら10日間くらいすると、何とかやめられたなぁ〜と思うようなりました。

禁煙すると、ご飯が美味しくなるとか言いますが、私の場合は、「匂い」が圧倒的に変わりました。特に食べ物の匂いは、タバコを吸っていた時とは全く違います。匂いが感じられるようになって、ご飯がさらに美味しく感じるようになるのだと思います。

金銭的にも、全然違うのは当然です。

今でも、街の中でタバコの煙の匂いを嗅ぐと、「美味しそうに吸っているな。」と思う時もありますが、禁煙して良かったと、心から実感しています。

禁煙にチャレンジして失敗している人は、「怒り」をパワーや、きっかけにしてチャレンジしてみると、成功への近道かもしれません。

ぜひ、お試しください。