城崎温泉の楽しみ方 その1
鳥取市の『仁風閣』から次の宿泊地へ移動をしていきましょう。
今日の宿泊地は兵庫県日本海側の観光地『城崎温泉』に宿泊の予定です。
15時くらいに『仁風閣』を出発して、『城崎温泉』までは、車で1時間30分程度の行程になります。
国道9号、国道178号と海沿いの道を乗り継いで『城崎温泉』へ向かって行きます。
城崎温泉
『城崎温泉』は、奈良時代から人々に愛されてきた、兵庫県北部、日本海に面した情緒豊かな温泉街です。
街は浴衣でそぞろ歩きをされる人も多く、昔ながらの温泉街の佇まいにあふれています。
特に大谿川沿いの柳並木は、こころが落ち着く日本の風景です。
城崎温泉の起源
717年に城崎に来た道智上人が、難病の人を救おうと千日に及ぶ修行を行ったら、お湯が湧き出たとされています。
717年というと、平城京の頃ですから奈良時代です。ときの天皇は聖武天皇の頃だと思います。
まさに開湯以来1300年以上の歴史ある温泉地が、この『城崎温泉』です。
これまで、日本海側の玉造温泉や長門湯本温泉などを旅してきましたが、どこも歴史のある温泉地が多いですよね。
まずは、宿泊予定の宿へチェックインしていきます。
城崎温泉のお宿
『城崎温泉』には2泊する予定です。今日は城崎温泉でも有名な、『西村屋ホテル招月庭』さんにお世話になります。明日は町家スタイルの『ゲストハウス田木屋』さんにお世話なる予定です。
西村屋ホテル招月庭
こちらのホテルは、創業160年になる老舗旅館の『西村屋』さんが作る新しいスタイルで別館として提供されている旅館です。
5万坪にも及ぶ森林園をつかった、自然と温泉を楽しむ旅館になっています。
中でも3つあるプライベートスパ(貸切露天風呂)は、5万坪の森林園を独り占めできるような豪華な雰囲気を味わうことができます。
プライベートスパは、予約が必要で70分間の利用で有料(一部屋8,800円)にはなりますが、スパークリングワインやミネラルウォータが用意されています。
プライベートスパでゆったりとした気持ちと体を整えたあとは、日本海の海鮮と但馬牛を使った懐石料理を頂いていきます。
但馬牛は、神戸牛や松坂牛、近江牛などのブランド牛のルーツとなった牛で、日本古来の和牛としてしられています。
そんな但馬牛もメイン料理として提供されています。
美味しい料理と料理にあった日本酒を頂いて、お腹も満たされたので、旅館の外に出て散策していましょう。
大谿川と石造りの太鼓橋、川沿いの柳並木と街の灯りは、ホッと落ち着く温泉街の風景です。
とくに3月下旬の今は、桜も川面に映えるベストシーズンになります。
散策を楽しんだあとは、旅館にもどって内湯を楽しんだ後にゆっくり休むことにしましょう。
明日の予定は、『城崎温泉』に7つある外湯温泉や『城崎マリンワールド』などの観光施設を楽しむことにしていきます。