デメキンの未来旅行

セカンドライフを楽しむ為に、いまからシミュってます。

『鷺舞う小京都 津和野編』 脳内 日本一周 三日目 #2 

今回からタイトルを少し変更してみました。各地の特色を伝え易いようなタイトルに変更しています。たくさんの方にお楽しみ頂ければ幸いです。

SL転車台

長門峡鉄橋🌉でSLやまぐち号を見送った後に、『SLやまぐち号』を追いかけて行く。目的地は『SLやまぐち号』の終着駅『津和野』だ。

津和野駅(しまね観光ナビより)

車で移動すると、長門峡鉄橋から津和野までは約30分程度で到着できる💨。『SLやまぐち号』だと、長門峡の駅から津和野駅まで、1時間若の旅程だ。観光列車である事や途中の地福駅🚉で15分くらいの停車時間などもあるので、先回りする事は可能だ。

津和野駅での目的は『SLやまぐち号』を迎える事だが、メインの目的はもう一つある。おそらく普段は見る機会はほとんど無いであろう、『転車台』での『蒸気機関車』🚂の『回転展示』だ。

日本全国にSLが走っている路線も少ないが、そもそも転車台がある場所も少ない。その少ない転車台に蒸気機関車が乗って、180度回転するシーンを目撃することは、長い人生でもそうそうあるものでは無いはずだ。この機会を逃す訳にはいかない。

SLやまぐち号は乗客を下ろした後、津和野駅から徒歩5分程度の場所にある転車台広場に向かっていく。この日は転車台の周囲360度から撮影することができるようになっており、さっきまで仕事をしていたデゴイチ🚂が転車台にゆっくり乗っていく。転車台の上に停車するとしばらくして、大きな汽笛を鳴らす。白い蒸気を吐くと『転車台』がゆっくりと右回りに回転していく。ゆっくりゆっくりと確実に回転していく『デゴイチ』。明治時代に鉄道が走り初めて蒸気機関車が全盛の時代は至るところでいつでも見れる情景だったのだろう。転車台で180度の回転が終わるとデゴイチは津和野駅の方へ戻っていった。

太鼓谷稲成神社

太鼓谷稲成神社(しまね観光ナビより)

津和野駅から出て、次に向かったのは『太鼓谷稲成神社』⛩だ。ここは、江戸時代から五穀豊穣、商売繁盛の神様として祀られてきました。日本五大稲荷の一社とされ、263の階段に約1000基の朱色の鳥居が並ぶ、『千本鳥居』はいつ訪れても壮観だ。ここ『太鼓谷稲成神社』は、その名前の表記が珍しい。伏見稲荷大社もそうだが、『稲荷』と表記するところが、ここでは『稲成』との表記になる。これは、願いが叶うようにとの思いからとの事だそうだ。そこで、日本一周の安全祈願をお願いしたいと思って、なんとしても訪れたいと思っていた訳だ。また、ここでは油揚げをお供えする事も珍しい。社務所で買ってお供えすることができるので、しっかりお供えをして、旅の安全を祈願した。

津和野城

津和野城跡(しまね観光ナビより)

次に訪れたのは、津和野城跡だ。ここは標高362mの霊亀山上🗻に築かれた中世の山城跡🏯だ。津和野の町を一望できる。建造物はのこっておらず、石垣だけが現存している。山頂に見える石垣は天空の城を彷彿とさせるようだ。ここへはリフトに乗って訪れる事ができるので、眺望を楽しむにはいいスポットだ。

弥栄神社

さて、本日最後に向かったのは、弥栄神社⛩だ。ここは全国的に有名なスポットではないと思うが、何故か分からないが『鷺舞神事』に心が惹かれていた。津和野駅に『鷺舞』銅像がある。その衣装などは滑稽さもあるが、その優美さには引き込まれるものがある。元々は京都の八坂神社祇園会に伝わったものが、山口、津和野と伝わり、いまでは唯一残っているとの事だ。神事は7月に行われるとの事で、神事が行われる時には来てみたいものだ。

鷺舞 (しまね観光ナビより)