1600万年前の海床と1370年以上前の温泉地 浜田市と有福温泉
石見畳ヶ浦
海浜公園でのんびりした後に、次の目的地『石見畳ヶ浦』へ向かっていく。
『アクアス』の駐車場から、国道9号線を浜田市街へ向かっていく。約10分で石見畳ヶ浦の駐車場へ到着した。
『石見畳ヶ浦』は、国の天然記念物にも指定される景勝地で、明治地震で約1600万年前の海床が隆起しているので、珍しい景色を見ることができる。畳ヶ浦を代表する特徴的なものは、『ノジュール』とよばれる、貝殻に含まれる炭酸カルシウムなどがコンクリート状に固まった岩だ。また、ハートの形をした化石『ハッピーシェル』が点在しています。『ハッピーシェル』を見つけるのも楽しみの一つだろう。
駐車場から、トンネルを抜けて『賽の河原洞窟』へ入っていく。『賽の河原洞窟』は波の侵食で出来た洞窟で、海上安全の守り神「穴観音」が祀られている。更にトンネルを進んでいくと、一面に広がる海の大パノラマが広がり、約5haもの広さの海床が隆起し『千畳敷』や、『馬の背』といったポイントを見ることができる。波の音と潮の香り奇岩がいたるところに風景を見ていると、環境省が選ぶ『香り風景100選』にも納得できる。
これは、プチ情報になるが、『賽の河原洞窟』へ向かうトンネルは、島根県最恐の心霊スポットとしても有名なので、カメラで写真や動画を撮る人は覚悟が必要なのかもしれない。
にしきそば
さて、少し遅くなったがお昼ごはんにしよう。浜田市街に入って『にしきそば』で、『カレー南蛮そば』を食べよう。浜田市でそばといえば『にしきそば』というだけあって、少し時間をずらしてもお客が並んでいる。ようやくお店に入って目的の『カレー南蛮そば』を注文した。さっそく出てきた『カレー南蛮そば』は、器いっぱいに盛られた熱々カレーは、出汁のきいた懐かしさと優しさで溢れた味わいだ。
有福温泉
さて、まだ日も高い所にあるが、出発地の美又温泉以来、二つ目の温泉地に向かっていく。島根の温泉地の中でも気になる温泉地の一つ『有福温泉』に向かっていく。
有福温泉は、聖徳太子がいた飛鳥時代から続く名湯だ。この温泉もアルカリ性単純温泉で、とろりとした湯ざわりで白い肌を作る『美人の湯』としても有名だ。
町の雰囲気は、山深い斜面に細い路地が入り組んで、温泉宿と民家がひな壇のように織りなしている。開発の手が入っていない温泉地は、昭和レトロという言葉がしっくりと馴染む小さな温泉地だ。
しかし、最近では、以前の賑わいを少しでも取り戻そうと、官民連携の再生プロジェクトが立ち上がっている。まずは、2021年10月に温泉街の中心部にあるイタリアンレストラン「有福BIANCO」、グラスワインや地ビールなどを提供するワインショップ「グラン・ヴァン18区 有福店」も併設されている。
かつての賑わいといわないまでも、持続可能な再生モデルができる事を祈りたい。
本当は、ここ有福温泉で宿泊したいところだが、少しペースアップもしていかないといけないので、今日は公衆浴場に入るだけにしておこう。今回は外湯の一つで、『やよい湯』に入る事にした。『やよい湯』は、温度の低い温泉で、のんびりと浸かることができる温泉だ。アルカリ性の泉質をゆっくりと肌に馴染ませて『美肌』効果を十分に堪能していこう。
※このブログは全て妄想です。というか願望を込めて実際にできればいいと思って妄想しています。全てフィクションですのでご容赦ください。