脳内 日本一周 初日 ♯7
センザキッチン 2回目
遊覧船から降りて、センザキッチンのダイニング棟を、ぶらぶらと見て回る。ダイニング棟と言うだけあって、こちらの棟は調理された物を売るお店が多いようだ。
ラーメン店、海鮮丼、お寿司屋さんなど、やっぱり海鮮を調理するお店が多い。
なかでも、「仙崎ラーメン はれるや」は、九州育ちの僕には珍しいラーメンだった。もちろん、お腹いっぱいの僕は食べていない。見ただけだ・・・
魚介系と鶏白湯のダブルスープで、とても綺麗と表現できるラーメンだ。九州では、ほとんど豚骨スープでギラギラ系のラーメンが多いのでとても新鮮に感じる。
さて、キッチン棟も見て回ろう。こちらは魚介や農産物を売るお店が中心のようだ。また、ここで買った魚介をバーベキューできるグリルハウスも、こちらのキッチン棟にある。
座席料がかかりものの、90分200円なのでとても良心的な値段だ。大きな岩牡蠣や、キレイな色のホタテに似たヒオウギ貝を網の上で焼いて食べている人もいる。岩牡蠣だけは食べたかったけど、流石に1個だけ食べるのも気が引けるので、今回は匂いだけを美味しくいただいた。
今日は、長門湯本温泉泊まりで明日は萩に行く予定だから、明日、また寄るのもありか・・・よし、きめた!明日、また来よう。
さぁ〜長門湯本温泉へ戻ろう。
長門湯本温泉
長門湯本温泉は、室町時代の開湯以来、およそ600年の歴史をほこる温泉地だ。その昔、僕が30代の頃に山口県に住んでいた時に、何度が来た事があった。その頃は、昔の温泉地によくある様な見世物小屋や、今ではほとんど見かけなくなったストリップ小屋などもあった。今では、長門市が民間資本と協力して、「新しい温泉街づくり」を進めて、街全体のリノベーションに取り組んでいる。街のコンセプトは「オソト天国」をテーマとして、街の真ん中を流れる『音信川(おとずれかわ)』を中心に、「外湯」「食べ歩き」「文化体験」「そぞろ歩き」「絵になる場所」「休む・佇む空間」 の6つの魅力が散りばめらるモダンな温泉地となっている。
今日の宿泊は、その新しいコンセプトの中心となった、星野リゾートが2021年にオープンした「界 長門」だ。
ホテルの客室は、日本の観光分野のトップカンパニーの『星野リゾート』が作っているだけあって、長門湯本温泉の魅力を引き出す様な、開放的なロビーやお部屋でのんびりできそうだ。早速、チェックインをして、お部屋を雰囲気を楽しむのは後にして、長門湯本温泉の「オソト」を楽しんで見よう。