夜の金沢と金沢おでん
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前回、日中にお茶屋街を回っていきましたが、今回は夜の金沢で『金座おでん』を肴にして、飲んでいきたいと思います。
香林坊
まずは、金沢の繁華街といえば、『香林坊』という地区になります。
『香林坊』という特徴的な地名の由来は、戦国時代に遡り、このあたりで薬問屋を営んでいた向田家に比叡山の僧侶『香林坊』が婿養子に入った事がきっかけです。
その向田香林坊が目薬の製造販売で財をなし繁栄して行ったというのが有力な説のようです。
繁華街の地名が、お坊さんの名前が由来というのは、奇妙な感じがしますね。
さて、その香林坊地区は、金沢の玄関口の金沢駅からは離れています。
これは、鉄道が走る前から栄えていた金沢の繁華街には、駅を作るだけの土地がなかったようです。さすが加賀百万石の中心ですよね。
江戸時代には、金沢城に近い地の利を生かして発展していました。
いつの時代も、行政や多くの人が働く企業の近くは、繁華街として栄えるんでしょうね。
明治時代になると、近くに旧制第四高等学校が開校したことから、学生向けのカフェや映画館などが集積することとなり、北陸最大の繁華街となったとの事です。
金沢おでん
金沢を代表するグルメの『金沢おでん』の定義というのは2つあるそうで、1つ目は「金沢の食材を食材を使っていること。」2つ目は「一年を通して食べられること。」だそうです。
代表的なおでんダネは、車麩、赤巻、ふかし、バイ貝、カニ面などでしょうか。
他にも加賀野菜を使った、ヒロズなども美味しそうですね。
特にカニ面は、11月から1月くらいまでの季節限定のおでんダネになるので、その季節は必ず食べたいですね。
おでんのツユは、優しい出汁の聞いたツユのようです。(飲み干したい!)
では、お店の方に向かって行きましょう。
赤玉 本店
最初に向かうのは老舗の有名店『赤玉 本店』です。
こちらは、『香林坊』から少し歩いた繁華街『片町』のスクランブル交差点のところにあるお店です。
店内は1階と2階にカウンターや小上がりの席がありますが、2階は予約限定の席のようです。
人気店なので、予約していったほうが良さそうですね。
こちらでも定番のおでんの車麩やバイ貝、大根を食べて行きましょう。
やっぱり出汁の染み込んだ車麩や大根は絶品ですね。
他にも土手煮はお酒の進むしっかりした味付けです。是非食べていきましょう。
最後にごはんセットを頼んで、おでんの出汁で炊いた『茶飯』を頂いて次のお店へ向かいます。
おでん居酒屋 三幸
こちらのお店『おでん居酒屋 三幸』さんも人気店のようで、行列のできるお店です。
おでんも上品な出汁で、しっかりと染みた大根や車麩も美味しいようですが、こちらの居酒屋メニューも人気のようです。
ここの名物は『とろろの鉄板焼』で、すりおろした長芋とぶつ切りの魚介類を鉄板に流し込んで、トッピングにチーズをのせて焼き上げたものです。
少し焦げたところを小削ぎながら、ビールで流しこんで食べると最高です。
夜のお店をはしごして、アルコールの満タンに充填できたので、そろそろ宿に戻っていきましょう。
明日は、金沢を離れて、能登方面へ向かっていくことにします。
やっぱり楽しみは『千里浜なぎさドライブウェイ』ですね。
では、また次回によろしくお願いします。